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日本郵便、ゆうパック10月値上げへ 旅先での土産発送や「お取り寄せ」への影響も

ゆうパック段ボール
写真提供:日本郵便

 日本郵便は2026年7月3日、宅配便「ゆうパック」と小型荷物向け「ゆうパケット」の料金を、今年10月1日から改定すると発表した。ゆうパックの改定率は平均約10%で、荷物のサイズや配送距離によっては最大約40%の大幅な引き上げとなる。

 今回の改定は、燃料価格や資材費、人件費の高騰を受けたもので、2023年10月に続く値上げ。例えば、旅先としてもお取り寄せとしても人気の北海道から関東へ送る場合、最小単位の60サイズが現行より140円高い1,550円、最大単位の170サイズは830円高い4,970円となる。

■手ぶら観光やお取り寄せに波及

 送料の値上げは、旅行者の利便性にも影響を与える。観光地で買った土産品を自宅へ送る利用だけでなく、旅行先や空港へゴルフバッグ、スキー用品を送る「特殊ゆうパック」も値上げ対象となる。近年推奨されている「手ぶら観光」のコスト増につながる。

 

 また、海産物や農産物、菓子、工芸品などのお取り寄せ市場にとって、ゆうパックは主要な配送手段だ。今後、地域事業者やECモールにおいて送料込み価格や送料無料キャンペーンなどの見直しにつながる可能性がある。

 

 なお、日本郵便を巡っては2026年6月、郵便事業の維持を目的に2027年度から年間約650億円を支援する改正郵政民営化法が成立した。