menu
  • Instagram
  • Twitter
  • Facebook

名鉄広見線、新可児-御嵩間を2029年4月廃止 御嶽宿・八百津観光のアクセス再編へ

名鉄広見線

 名古屋鉄道は2026年8月3日、広見線の新可児駅ー御嵩駅間7.4キロを2029年4月1日に廃止すると発表した。沿線自治体が鉄道施設の維持費などを負担する「みなし上下分離方式」による存続協議を終了したことを受けた措置。2028年度末まで運行し、廃止後はバスなどの代替交通を整備する。

 廃止区間は新可児、明智、顔戸、御嵩口、御嵩の5駅。新可児駅は存続する犬山駅ー新可児駅間の終着駅として残り、広見線全線が廃止されるわけではない。

 

 新可児駅ー御嵩駅間は1920年、広見駅ー御嵩駅間として開業した。2025年度の年間輸送人員は78万4785人。名鉄は利用者減少と設備老朽化を理由に、自社単独での運行継続は困難としていた。

 

 御嵩町と可児市は2010年度以降、年間計1億円を支援して運行を維持してきた。みなし上下分離方式へ移行した場合、設備維持費などの自治体負担は年間約3億4000万円と見込まれたため、沿線自治体は同方式による存続協議を終了した。

 

 御嵩駅周辺には中山道「御嶽宿」があり、歴史的な町並みや国重要文化財の願興寺本堂などへ徒歩でアクセスできる。明智駅は「中山道伏見宿」に近く、杉原千畝記念館などがある八百津町へ向かうバスの乗り換え拠点でもある。

 

関連サイト

名古屋鉄道