工事中の岐阜城を特別公開 10月30日と11月14日に無料で、専門職員が解説

岐阜市は2026年10月30日(金)と11月14日(土)、改修工事中の岐阜城で現場見学会を開催する。通常は見られない改修工事の様子を公開し、市の文化財・建築の専門職員が解説する。各日午前・午後の計4回開催し、参加無料。各回定員20人で、応募多数の場合は抽選となる。
岐阜城は金華山(きんかざん)の山頂に位置し、現在の天守閣は1956年に再建された。2026年5月から耐震化工事のため休館しており、2027年10月下旬の工事完了、同年11月のリニューアルオープンを目指している。
見学会では、ぎふ金華山ロープウエーで山上へ移動し、岐阜城までの道のりで文化財の解説を受けた後、城の周囲から工事現場を見学する。市の文化財保護課と公共建築課の専門職員が同行し、岐阜城の歴史、文化財の保護や改修工事の内容について説明する。工事中の天守閣を間近に見ながら、通常の観光では触れることのできない城の維持・保存の取り組みを知れる。
岐阜市によると、見学会の時期には天守閣の外壁の塗膜を剝がす作業が行われている見込み。天守閣内部には立ち入らず、入り口付近から内部の工事の様子を見学する予定という。文化財担当者は「工事が進んだ様子を見ていただき、文化財としての価値についても深く知っていもらいたいと」と話す。
今回の企画は、7~8月に小学4年生から高校生を対象に実施した工事現場見学会が好評だったことを受け、一般にも参加機会を広げた。年齢制限は設けない。今回以降の見学会開催は未定という。
見学会は両日とも10時30分と13時30分に開始し、所要時間は約1時間30分。集合場所は岐阜公園内のぎふ金華山ロープウエー山麓駅。参加費は無料だが、ロープウエー運賃が別途必要となる。大人は往復1300円、片道800円。
申し込みは岐阜市の予約専用フォームで受け付けている。開催回ごとのフォームが用意されている。締め切りは10月30日開催(金)が同20日(火)、11月14日開催が同2日(月)。荒天時は中止となる場合がある。
市は岐阜城のリニューアルオープンに向けて、さまざまな企画を検討しており、専用の公式Instagramで情報を発信している。